「ブログで稼ぎたい」──そう思ったのは、家計の負担や将来への不安がきっかけでした。
夫の収入だけに頼るのは限界がある。
かといって、フルタイムで働くのは現実的じゃない。
4人の子育てに家事、そしてパート。
毎日バタバタだけど、どこかで「自分も何かできるはず」と思っていた私。
ブログなら、スキマ時間にできるかも。
そう思って始めたけれど…
想像以上に“「稼ぐ」までの道のりは長くて険しい”を日々実感しています。
そんな私が、失敗と試行錯誤を重ねながら見えてきた「ブログで収益を得るために必要な7つのこと」を、今回まとめてみました。
ブログで稼ぐために必要な7つのこと
番号 | 必要なこと | 補足説明 |
---|---|---|
1 | 読者の悩みを解決する記事を書く | 自分目線ではなく「誰のために書くか」を意識する |
2 | キーワード選定とSEOの理解 | 日記ではなく「検索される仕組み」が大切 |
3 | 継続する力と時間の確保 | 書く時間の捻出・習慣化が成果の土台に |
4 | 導線づくりとアフィリエイトの選定 | 商品を“売る”ではなく“紹介する”自然な流れが大切 |
5 | アクセス分析と改善 | 「どの記事が読まれてるか」が次のヒントに |
6 | 読みやすさとデザインの工夫 | 書き方だけじゃなく「見た目」も読者の滞在時間に影響 |
7 | 稼げない時期を乗り越えるメンタル管理 | 続けられる人だけが次のステージに進める |
① 読者の悩みを解決する記事を書く
私が最初に書いていたのは、「これなら人の役に立つかも」と思った体験や、暮らしの中での気づきでした。
たとえば、子どもの送迎や習い事の兼ね合いで感じた“主婦のタイムマネジメント”や、WordPressのトラブル対応など、わりと“誰かの役に立ちそうな情報”を意識していたつもりでした。
でも…今振り返ると、読者の「悩み」にまでは寄り添えてなかったなと思います。
自分が「これ書けそう」と思うことと、相手が「読みたい・調べたい」と思うことには、ズレがあるんですよね。
最初の転機は、自分の過去の検索履歴を振り返ったことでした。
「ConoHa バックアップ 戻し方」「子供 習い事 送迎」など、そのとき自分が困ってたことって、実は他の誰かも困ってるんだって気づいたんです。
だから今は、
-
「自分の過去の悩み」
-
「今の自分が検索してること」
-
「SNSやママ友との雑談でよく出る話題」
そんな“リアルな困りごと”をヒントにして、記事のテーマを考えるようにしています。
読者の「知りたい」に応える目線
ブログを書くときはいつも、「この内容、誰かの“検索”にこたえられてるかな?」と問いかけながら書いています。
情報があふれる今の時代だからこそ、“ほんの少しでも心が軽くなる記事”が書けたらいいな、と思っています。
② キーワード選定とSEOの理解
「キーワードが大事」「SEOを意識しよう」
ブログを始めたばかりの頃、いろんなサイトや動画で耳にした言葉。
正直、「SEOってなに…?検索されるように書くってどういうこと?」と、頭の中はハテナだらけでした。
キーワードプランナーというツールがあると知ったのは、ブログを始めて少し経ってから。
最近ようやく触り始めたものの、まだ使いこなせているとは言えません。
数字の見方も、どのデータを参考にすべきかも、正直まだよくわかっていないというのが本音です。
それでも私なりに意識していることはあります。
それは「自分が検索しそうな言葉をタイトルや見出しに入れること」。
たとえば「ブログ 時間がない 主婦」とか「朝活 ブログ いつ書く?」みたいに、
実際に自分が検索しているフレーズをヒントに、記事のテーマを考えるようにしています。
キーワードツールを完璧に使いこなす前に、「読者がどんな言葉で検索してこの記事にたどり着くか?」を想像するクセをつけるようにしています。
少しずつ、勉強しながらで大丈夫。
私もこれからもっと検索順位や流入の分析を学んで、“読まれる記事”を増やしていけるように、実践しながら身につけていきたいと思っています。
検索される記事は、“読者のことを考えた記事”
キーワード選定は、まだまだこれからの課題。
でも「読者の検索行動を想像すること」なら、今からでもできる。
ツールに頼る前に、自分の頭で「どう検索するか」を考える。
その積み重ねが、きっとSEOの第一歩になると思っています。
③ 継続する力と時間の確保
「書きたいのに、時間がない。」
ブログを始めてからずっと感じていたことです。
家事、育児、4人の子どもの送迎に週3のパート。
夜になるころには毎日もうクタクタで、正直、書く気力なんて1ミリも残っていません。
そんな私にとって、唯一“自分のための時間”になったのが朝。
今では、朝活(5:00〜7:00)がブログの土台になっています。
私のリアル朝活スタイル
-
4:50頃に起床
-
とりあえず水を一杯(←これだけ)
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鏡も見ずに髪ボサボサのままPC前へ直行
-
静かな家でカチャカチャとキーボード音だけが響く幸せな時間
-
6:45頃には子どもを起こして、現実世界に戻る(笑)
その時間に、「私、ちゃんと前に進んでる」って思えることが、今の私のメンタルの支えにもなってるよ。
朝活以外も“スキマ時間”をフル活用
もちろん、朝の2時間だけじゃ足りない日もある。
だから私は、1日を通して細切れの時間も逃しません👇
タイミング | 活用法 |
---|---|
パート後の帰宅直後 | 10分間だけ仮眠して頭スッキリ→集中タイムに切り替え |
仮眠後〜送迎までのスキマ | 1記事分のアイキャッチ制作、または下書き見直し |
習い事送迎の待機時間 | メモアプリで構成を考えたり、記事ネタをストック |
夕飯までのすき間 | リライトやSNSの下書きなど、頭をあまり使わない作業をサッと進める |
続けるために、あえて“完璧を目指さない”
子どもの体調、学校の予定、突発的なトラブル…
「予定通りにいかない日」が当たり前の毎日だからこそ、私は“100点”じゃなくて、“60点でも続ける”を意識しています。
完璧を求めると、できなかったときに落ち込むから。
「10分でも進められたらOK」「今日は構成だけでヨシ!」そんなふうにハードルを下げて、“止めない”ことを優先しています。
ブログは、書ける時間がたっぷりある人のものじゃない。
「時間がない中でも、自分の未来のために動く人のもの」なんだと、今では思えるようになりました。
私の毎日は、スキマの連続。でもその先に未来がある。
1本の記事を書くのに、何日もかかるときもある。
それでも、朝の静けさに背中を押されながら、10分の合間に少しずつ前に進んでいます。
“今すぐ稼げない”かもしれないけれど、この積み重ねがきっと、「自分で選べる未来」につながるはず。
これからも、“私にできる形”で続けていきたいと思っています。
④ アフィリエイトと導線づくり
「ブログで収益化したい」と考えるなら、やっぱりアフィリエイトは避けて通れない道。
ただ正直に言うと、私はまだ本格的にアフィリエイト広告を貼っていません。
理由はいろいろあります。
どの商品を紹介すればいいか迷うし、
「これを貼ったら売れるのかな?」と考えすぎて手が止まってしまったり…。
「まずは記事を書くことに集中しよう」と思っていたら、気づけばアフィリエイトについては“後回し”になっていました。
でも最近になって、やっぱり思うんです。
読者の役に立つ情報と、自分の収益を結びつける“導線”を作ることができたら、ブログはただの日記ではなく、“仕事”に育っていくんだって。
“この商品買ってください”じゃなくて、
「悩みを解決する流れの中で自然に紹介する」のがポイント。
たとえば、
-
子どもの習い事についての記事なら、関連教材や便利グッズ
-
ブログ運営に関する記事なら、実際に使っているツールや本
こういったものを、「私も使って良かったよ」というリアルな体験と一緒に紹介するのがベストだと思っています。
今はまだ準備段階だけど、今後は少しずつアフィリエイトも取り入れて、“読者にとっても自分にとっても価値のあるブログ”を目指していきたいです。
無理なく、自然に「役立つ情報」が伝わる導線を
アフィリエイトは“貼ること”が目的じゃない。
大事なのは、“読者のためになる導線”を作ること。
焦らず、でも着実に。
読者の「ありがとう」と、自分の「収益」の両方が生まれる記事を目指して、少しずつ進めていこうと思っています。
⑤ アクセス分析と改善
最初のころは、「この記事読まれてるかな?」「何がウケてるんだろう?」と完全に“勘”で記事を書いていました。
でも今は、Googleサーチコンソールやアナリティクスを使って、“実際に読まれている記事や検索されたキーワード”をもとに記事を見直すようになってきました。
たとえば先日、「朝活 ブログ」で検索されたことに気づいてびっくり。
表示順位はまだ低いけど、クリックされていたことがものすごく嬉しかったんです。
「このテーマに興味を持ってくれる人が本当にいるんだ…!」って。
実際にやっているアクセス改善アクション
対策 | 内容 |
---|---|
表示されているクエリの確認 | サーチコンソールで「どんなキーワードで表示されたか」をチェック |
CTRが高い記事の強化 | クリック率が高い=タイトルと内容がマッチしてる→さらに魅力的にリライト |
表示されてるのにクリックされない記事 | タイトルやディスクリプションを見直し、「もっとクリックしたくなる工夫」を検討 |
関連する新記事の作成 | よく検索されているワードをもとに、関連記事を追加して「内部リンク」でつなぐ |
まだ分析ツールを使いこなせているとは言えませんが、“とりあえず開いてみる”だけでも十分学びになると感じています。
特にサーチコンソールは、
「表示された回数」「クリックされた回数」「検索順位」などがパッと見で分かるので、初心者でも最初に取り組みやすいツールです。
小さな改善が、やがて大きな成果に
アクセス解析って、最初はとっつきにくいし、「数字を見てもよく分からない…」って思いがち。
でも、“過去に書いた記事を活かす”には、データを見ることが何より近道なんですよね。
-
読まれている記事は、もっと育てる
-
読まれてない記事は、改善のヒントを探る
これを繰り返していくことで、
“なんとなく書いていたブログ”が、“意図を持って育てるブログ”に変わってきたのを感じています。
⑥ 読みやすさとデザインの工夫
「デザインより中身が大事」──
ブログを始めた頃、私がよく目にしていた言葉です。
たしかに、内容のある文章、心を動かす言葉は大切。
でも今の私は、そこに**“読みやすさ・見やすさ”という要素が加わって、初めて「読まれる記事」になる**と感じています。
記事を書き始めた当初は、とにかく“自分の伝えたいこと”を一気に書き上げるスタイルでした。
でも後から読み返してみると──
文字がぎっしり、改行も少ない、見出しも曖昧…。
読みたい気持ちはあっても、読むのが疲れる。
つまり、「いい内容でも、読まれなければ伝わらない」ということなんですよね。
だから今は、次のようなポイントを意識して「読みやすい工夫」を取り入れています👇
私が実際に意識している“読みやすさ”の工夫
工夫ポイント | 内容の例 |
---|---|
✅ 見出しと段落構成 | PREP法や「見出し→補足→体験談→まとめ」のリズムで読者が迷わないようにする |
✅ 改行&余白 | スマホでも詰まって見えないように、1〜2文ごとに改行+段落に余白を意識 |
✅ 吹き出し・アイコン | チャッピーとの会話形式にして、文章に“動き”を出す |
✅ 装飾(太字・色) | キーワード・重要な結論だけ太字にして「目に留まる」設計に |
✅ 表やリストの活用 | 情報がまとまって見えるよう、表形式や箇条書きを積極的に使う |
特にスマホで読んでくれている人が多い今の時代、
“スクロールが苦じゃない”こと=最後まで読まれるための絶対条件だと実感しています。
読みやすさは“やさしさ”でもある
たくさんの情報がある中で、読者があなたの記事を選んでくれた。
その時間をムダにしないためにも、「読みやすい構成」は心づかいだと思っています。
-
内容がよくても、読みにくければ離脱されてしまう
-
読みやすければ、最後まで読んでもらえて、共感もされやすい
この“差”が、ブログの信頼感にもつながっていくんだと感じています。
今はまだ「見た目の工夫」が完璧とは言えませんが、ひとつひとつ試しながら、「自分の伝えたいことを、ちゃんと届く形で伝える」ことを目指しています。
⑦ 稼げない時期を乗り越えるメンタル管理
これは、何よりも大事なことかもしれません。
ブログを始めたからには、やっぱり「いつかは稼ぎたい」と思っていたし、収益が出たらきっとモチベーションも上がるだろうな、と期待していました。
でも実際は、現実はそう甘くなかった。
- 記事を書いてもアクセスがほとんど来ない
- サーチコンソールを見ても、数字は0や1ばかり
- アフィリエイトを貼る以前に「読まれてない」状態…
「こんなに時間をかけてるのに、なんの成果もない」そう感じて、何度もPCを閉じたくなりました。
実際に思ったし、今でも時々そう思う。
でもそれでも、私はブログをやめませんでした。
なぜかというと──
**“これまで書いてきた時間を、ムダにしたくなかった”**から。
それに、少しずつでも手応えはあったんです。
稼げなくても、得られていた「見えない成果」
見えないけど大きな収穫 | 実感したこと |
---|---|
✔ 継続する力がついた | 朝活を習慣にできた。書く体力・集中力も少しずつ伸びている |
✔ 発信に対する自信が出てきた | 最初は「誰に読まれても恥ずかしい」だったけど、今は「届けたい」と思えるように |
✔ 読まれる工夫をする思考が身についた | タイトル、構成、内容の流れを自然と考えるようになった |
✔ ブログが「自分の居場所」になってきた | 書くことで気持ちが整理できたり、「私にもできるかも」という希望が持てるように |
もちろん、理想は“稼げるようになること”。
でも、それまでの道のりは“自分を育てる時間”でもあるんだと気づきました。
「やめたい」と思ったら、立ち止まってもいい
無理に書かなくてもいい。書けない日があってもいい。
私も、1週間まるまる何もできなかった時があります。
でも、不思議なことに──
ブログのことは頭から消えなかった。
「もうやめよう」とまでは思えなかったんです。
それはきっと、「続けたい理由」が自分の中にあるから。
-
家計を少しでも支えたい
-
子どもが手を離れたときの“働き方”を広げたい
-
「主婦でもできた」と自信を持ちたい
そんな思いが、私を戻してくれました。
たとえ稼げなくても、
ブログが“自分の心の支え”になってくれている。
それだけでも、やる意味はあるって思えるようになりました。
メンタルが揺らいだ時の私なりの対処法
-
過去に書いた記事を読み返して「これだけ積み上げてきたんだ」と再確認する
-
一旦、書くことをやめて書籍やYouTubeで”インプット”に専念する
-
ブログを始めた理由を思い返す
-
数日休んでも、「また戻ればいい」と割り切る
-
SNSやブログ仲間の“成功報告”は見すぎない(比べないために)
稼げない時期こそ、ブログの“本質”が試される
ブログは、すぐに成果が出るものじゃない。
でも、“続けられる人”だけが、その先のステージに行ける。
今の私はまだ「その途中」。
でも、確実に前には進んでいます。
“稼げない時間”をどう受け止めるかで、
きっと未来の成果の「重み」が変わるんだと思います。
おわりに|ブログは「未来の自分への貯金」
ブログを始めた頃は、
「すぐに収益が出ないと意味がない」ように思っていた私。
でも今は違います。
アクセスが少なくても、収益がゼロでも、今日もパソコンの前に座って書いた時間が、ちゃんと“未来”に積み上がってる。
そう信じられるようになりました。
時間はないし、毎日バタバタで、うまく書けない日もある。でも、それでも手を止めずに続けてこれたのは、「このブログが、私の“選択肢”になるかもしれない」と思えたから。
私は、今まだ収益ゼロのブロガーです。
でも、それでも前に進んでる。
“稼げない時期”こそ、実は一番大切な時間。
それは、未来のための“貯金”みたいなもの。
この積み重ねが、きっといつか、「やっててよかった」に変わると信じています。
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