子供が「将来○○になりたい!」と夢を語る姿は、親にとって何よりも嬉しい瞬間です。しかし、その夢を応援するには、時に現実的な課題に直面することもあります。
年齢や夢の内容による違い
- 成長とともに現実が見えてくる
年齢が上がるにつれ、夢の実現の難しさや現実的な壁が見えてきて、親もどこまで応援すべきか悩むことが増えます。 - 幼少期は無条件で応援しやすい
幼い頃は夢の可能性が無限に感じられ、親も無邪気に応援できます。 - 夢と金銭面の現実
子供の夢を応援する際、金銭面の課題は避けて通れません。 進学や習い事、特別な体験など、夢の実現には多くの場合、一定の費用がかかります。
特に今回は、その金銭面についてまとめてみます。
子供の夢と金銭面の現実
子供の夢が「プロスポーツ選手」「芸術家」「医師」「宇宙飛行士」など、専門性の高い道である場合、多くの場合で学費やトレーニング費用が必要になります。
例えば:
- スポーツ選手:クラブ活動や特別な指導、遠征費用などがかかる。
- 医師や専門職:大学や専門学校への進学費用が高額になる。
- 芸術家やクリエイター:道具や設備、作品制作費が必要になる。
こうした費用は家庭によって負担感が異なり、親としてどこまで支援できるか悩むポイントになることがあります。
我が家も、長男が中学校に入って(現在中2)いよいよ進路を考えるようになった時、何気ない会話の中で「高校は野球の寮に入りたい」と口にしたことがありました。真剣に考えて本気で言ったことでは無かったかもしれないけど、「なぬ?!」と焦った母は翌日調べました。
「〇〇高校 野球 寮代」クリック。
- 入寮代 30,000円
- 寮費月額 60,000円
- その他野球に必要な道具や消耗品
- プラス学費
なるほど…
リアルに考えていくと、我が家にはなかなか厳しい金額でした。
長男には、「母がもっとパートを増やして、家族みんなで一生懸命節約をすれば、払えない額ではないかもしれない。でも、あなたには3人の兄弟がいて、あなた一人に全額を注ぐことは厳しいです。」と伝えました。
もし、本当に寮を目指すなら“特待生”しかないね…と。
その後さらに調べると、その高校野球部は県内在住の人しか受け入れていないとのことで、我が家は離れた県外に住んでいたため一旦見送りとなりました。
少しホッとした母です。
でも、なんとかできないものか、これから次から次へと訪れるであろうこんなタイミングに、何か先手を考えなければと焦りを覚えました。
こんな風に、年々子供たちの進路や将来の夢がどんどんリアルになってきます。そこで親の私たちが金銭面でどこまで応援できるのか。
金銭面で親ができること
1.計画的な貯蓄
子供の夢を応援するためには早めの準備が重要です。例えば、教育資金専用の口座を作り、計画的に貯蓄しておくことで、突然の出費にも対応しやすくなります。
2. 奨学金や助成金制度を活用
日本には多くの奨学金制度や助成金があります。例えば、「子どもゆめ基金」などは体験活動や読書活動を支援する助成金制度です。また、進学時には返済不要の給付型奨学金も検討できます。
3. 現実的なプランを一緒に立てる
子供と一緒に夢を叶えるために必要なステップを考えましょう。「この学校に行くにはこれだけのお金が必要」「この習い事を続けるにはこれくらいかかる」と具体的に話し合うことで、現実的な視点を持たせることができます。
などなど、できることはいくつかありますが、私は真っ先に「もっと稼ぎたい!」と思いました。今からまだ間に合うこと。日々の生活に精一杯で、節約だ!値上げだ!値下げだ!に一喜一憂する生活に疲れていたこともありますが、子供の未来をリアルに考えるとやる気がみるみると漲りました。
あえて、子供たちの夢や未来を理由に、節約や助成よりもまずは稼ぐ事を考えました。
パートと4人の子育ての両立だけでも精一杯の自分に何ができるのかを考え、
自宅で、低コストで、すぐに始められる事。そしてどうせ始めるならば、夢のある事。
ただパートを増やして疲弊の道を突き進むのではなく、副業として同じ境遇の誰かの何かの役に立てればと、ブログを書き始めることにしました。
子供の夢を支えるために副業を活用する方法
子供の夢を応援したいけれど、金銭的な負担が大きい――そんな悩みを持つ親は少なくありません。近年では「副業」を活用して、子供の夢を現実的にサポートする家庭も増えています。
副業で得た収入を夢の資金に充てる
- 親が副業で得た収入を、子供の習い事や進学、体験活動の費用に充てることで、家計への負担を分散できます。
- 教育や子供支援に関わる副業(NPOやボランティア活動など)も多く、社会貢献しながら収入を得ることも可能です。
親子で副業に挑戦する「親子副業」
- 親子で会社を設立し、ビジネスを副業として展開する「親子副業」という新しい働き方も注目されています。
- 例えば、親が本業を持ちながら副業として会社を立ち上げ、子供は学業のかたわらビジネスを経験。金融教育や起業体験を通じて、子供の「生きる力」や自己肯定感も育まれます。
- 収益よりも経験や学びを重視し、失敗や挑戦を通じて子供の成長を促すことができます。
副業を通じて得られるメリット
- 金銭的な余裕が生まれ、子供の夢への投資がしやすくなる
- 親自身のキャリアやスキルアップにもつながる
- 親子で協力し合うことで、コミュニケーションや信頼関係が深まる
- 子供にお金や仕事のリアルを伝える機会になる
まとめ
応援は愛情と現実のバランス
子供の夢は親として最大限応援したいものですが、現実的な課題もあります。特に金銭面では計画性と情報収集が鍵となります。親としてできることは、「夢への挑戦」を温かく見守りながらも、現実的なサポート方法を模索することです。
副業は、子供の夢を金銭面・経験面の両方から支える有効な手段ではありますが、
それぞれの性格や家庭に合う応援の仕方を考えて実践していくことが大切でしょう。

