ブログを始めて半年。
まだアドセンスには合格できていません。
育児とパートの合間に必死で時間をつくって、朝活で眠い目をこすりながらパソコンに向かってきた。それでも結果はゼロ。
「こんなにやってるのに、まだ認められていない」
アドセンスで0→1を目指す
「アドセンス」というのは、Googleが提供している広告サービス Google AdSense(グーグルアドセンス) のこと。
自分のブログやサイトに自動で広告を表示して、読者がその広告をクリックしたり、表示されることで収益が発生する仕組みです。
一度合格すれば、自分のブログに広告を貼るだけで“お金が発生する仕組み”を作れるのが最大の魅力。
もちろん、すぐに大金を稼げるわけではない。
最初は数円や数十円の収益しか入らないことも多い。
それでも、「自分のブログでお金が生まれる」=“0→1”を実感できる最初のステップとして、多くのブロガーが最初に挑戦するのがアドセンスです。
アドセンス合格は本当に必要?
「アドセンスに合格できない…」と悩んでいると、つい「ブログを続ける意味あるのかな?」と思ってしまうことがあります。
でも実際のところ、アドセンス合格=ブログのゴールではない。
むしろ収益化のための方法は、アドセンス以外にもたくさんあります。
たとえば――
アフィリエイト広告(商品やサービスを紹介して成果報酬を得る)
自分のスキルやコンテンツ販売(note・Brain・電子書籍・講座など)
実際に、アドセンスに一度も合格していないのに、アフィリエイトで大きく稼いでいるブロガーもいます。
じゃあ、なぜアドセンスにこだわるのか?
それはやっぱり 「0→1を体感したい」から。
たとえ数円でも「あなたのブログに価値があります」とGoogleに認めてもらえる。
その小さな実績が、次に進むための大きなモチベーションになるのです。
だから結論はこう。
アドセンス合格は絶対に必要なものではない。
でも、多くのブロガーにとって“最初の一歩”を実感できる通過点であり、挑戦する価値は十分にある。
認められたい気持ち
私は、半年間、育児とパートに追われる生活の中でブログを書いてきました。
-
朝活で子どもたちを起こすまでの2時間を記事にあてる
-
パートから帰れば送迎や夕飯準備の合間にパソコンに向かう
自分なりに時間を作ってきたけれど、やっぱり “自分なり”では足りないんだろう――最近そう実感しています。
「精一杯やっているつもり」でも、どこかに余白が残っている。“成功している人はもっとやっている”そう思うたびに、悔しさと焦りが湧いてくる。
アドセンスに合格すればすぐに大金が入るわけじゃない。そんなことは分かっている。
それでもこだわるのは――
“認められたい”から。
半年間、必死に積み上げてきた時間と努力を、目に見える形で証明したい。
たとえ1円でも、「0」を「1」に変えたい。
「あなたのブログには価値があります」
そのひとことが欲しいだけなのに、まだ届かない。
ブログで収益化の選択肢
とはいえ、もしアドセンスに合格できなくても、ブログで収益を生み出す方法は他にもあります。
- アフィリエイト広告
商品やサービスを紹介し、購入や申込みがあれば報酬が発生。ジャンルによってはアドセンスより収益性が高い。 - 楽天・Amazonなどの物販アフィリエイト
日常で使っているものを紹介するだけでもOK。主婦ブロガーやレビュー系ブログと相性がいい。 - 自分の知識やスキルを販売
note、Brain、電子書籍などで「体験談」や「ノウハウ」を商品化できる。 - SNS × ブログの組み合わせ
InstagramやX(Twitter)、TikTokでファンを作り、ブログ記事に誘導。SNS自体の収益化も視野に入る。 - ココナラ・スキルシェア
ライティング、デザイン、イラストなど、自分の得意をサービスとして販売。ブログ経験が実績にもなる。
アドセンスは「0→1」を実感できる大切な通過点。
でも合格できなくても、稼ぐ道はたくさんある。
だからこそ、諦めずに挑戦を続ける価値があると思っています。
「有用性の低いコンテンツ」
今まで3度、アドセンス申請にチャレンジしました。
1度目 ひょっとしたら何かのまぐれで受かるかも?という軽いノリで申請。→不合格
2度目 不合格通知に割とショックを受けたので、アフィリリンクを消してみたり簡単な改善をしてすぐに再申請。→不合格
3度目 自信喪失に繋がりそうだったので、少し時間を空ける。記事数を増やしたり、自分なりに調べた改善策を実行してから再々申請。→不合格
見事に惨敗。
そしてアドセンスの不合格通知で出てきた、あの言葉。
「有用性の低いコンテンツ」
「そんなことはない!」と反論したい気持ちもあるけど、実際には「ですよねー…」と思ってしまう自分もいる。
毎回チクリと刺さるので、通知はあまり見たくない・・
でももしかしたらーーと思ってメールボックスを何度も覗いてしまう。
まだ記事の中身は浅いし、他の人が書いた記事を読むと「よく書けてるな」「見やすいな」と関心する。
そして自分の記事を見返して、「まだまだだな」「これで人の役に立つのかな」と不安になる。
だから「有用性の低いコンテンツ」と突きつけられても、言い返せない。
自分の記事に自信を持てないことが収益化できない一番の理由なのかもしれない。
「合格」への改善ポイント
アドセンス合格に必要とされる基本的な改善点をまとめてみました。
-
文字数が少ない
→ 1記事あたり1000〜2000字以上を目安にする -
情報の独自性がない
→ 体験談・感想・具体的なエピソードを盛り込む -
テーマが散らかっている
→ カテゴリーごとに内容を整理して、関連記事で内部リンクをつなげる -
同じような内容の記事が多い
→ 重複せず、1記事ごとにテーマを深掘りする -
読みにくい構成
→ 見出し(H2・H3)を入れて読みやすく区切る -
画像や図解が少ない
→ 写真・Canva図解・イラストで視覚的に補足する -
更新が止まっている
→ 定期的にリライトや新記事追加で動きを見せる -
専門性や信頼性が弱い
→ 出典リンク・参考情報・自分の実体験を明記する
ただ、「改善ポイント」を全部クリアしたからといって、必ず合格できるわけじゃないのがアドセンスの難しさ。
実際私も自分なりには、改善に勤めたけど、それでも「不合格」でした。近そうで遠い合格までの道。
その理由は・・・
-
審査基準は非公開
→ Googleは「こうすれば合格」という明確な基準を公開してない。だから人によって結果も違う。 -
サイト全体の雰囲気も見られる
→ 記事の数や質だけじゃなく、内部リンク・カテゴリ整理・サイトデザイン・ナビゲーションの分かりやすさなども評価対象。 -
タイミングや運もある
→ 同じ内容でも落ちるときもあれば、次の申請で受かることも。審査する人や時期によって微妙に差が出ることもある。 -
「価値があるか」を総合的に判断される
→ 記事単体じゃなくて、「サイト全体として読者にとって価値があるか?」が大事。
つまり、「改善項目」はあくまで最低限の土台。
合格するためには、さらに「記事の厚み・独自性」「サイト全体の整理」が必要になるし、正直ちょっとした運もある。
諦めずに合格まで、改善点を模索していこうと思います。
SEOとSNSのはざまで
ブログを書くだけじゃダメだということを、最近ようやく実感している。
ただ記事を書くだけじゃなく、情報収集も必要。
今、ブログというものがどんな方向に進んでいるのか、どんな人に求められているのか。AIとの向き合い方やSNS戦略まで考えないと、稼ぐことには繋がらない。
実際、SEO(検索)からの流入よりも、SNSからの流入が増えているのも確か。
自分もそうで、気になることや関心のあることをSNSで検索することが増えてきました。
そしてさらに深掘りしたいときは、SNSのリンクからブログや公式サイトに飛ぶ。入口としてSNSの活用が重要なのは理解している。
そして気づいたのは、ブログ半年というのは「初心者から一歩前に踏み出さなきゃいけない時期」だということ。
最初の半年は「とにかく書くことに慣れる」ことだけでも意味があった。
でも、今はもう「ただ書くだけ」では前に進めない。SEOを意識したり、SNSを活用したり、読者に価値を届けることを考えなければならない。
半年を迎えて、ようやく「次のステージに進まなきゃいけない」という実感がある。
とはいえ、SNSの投稿には自信がない。
画像や動画の編集、毎日投稿、デザイン…ひとつの発信に思った以上の時間がかかってしまう。
SNSに時間を取られると、今度はブログが進まない。
「どっちを優先すべきなんだろう」とモヤモヤが大きくなる。
結局、今はまだSNSは保留にしてブログに注力している状態です。けれど、それでは記事を見てくれる人を増やすのは難しい。
ブログとSNS、両立が求められる時代に、私はどう動けばいいのか。まだ答えが出ないまま、迷い続けている。
日常ブログと特化ブログの葛藤
そしてもう一つの迷いが、「日常(雑記)ブログ」と「特化ブログ」どちらにするかということ。
日常ブログの魅力と弱点
日常ブログは、自分の思いや日々の出来事をそのまま綴れるから気楽に書ける。でもその分テーマが散らばってSEO的には弱くなりやすい。
テーマに一貫性が無いと、アドセンスでも「有用性が低い」と見なされることもある。
特化ブログの強みとハードル
「収益化を考えるなら特化ブログが強い」というのも分かっている。特化ブログは検索に強く、収益化にもつながりやすい。
「〇〇といえばこのブログ」と言えるような専門性を出せるのは大きな強み。でもテーマを絞るからこそ、ネタ探しが大変になったり、続けるハードルが上がるのも事実。
専門的な知識や情報が必須になり、より詳しく、より分かりやすく伝える必要があるので、今よりも記事を仕上げるのに時間もかかるだろう。
今の私に、”さらに作業量を増やすことなんてできるのか”が一番不安なところ。
挑戦してみたい理由
それでも――
自分の強みや知識、経験を活かして、誰かが求めている情報の答えを提示できるのは、大きなやりがいにつながるはず。
「何もない」と思っていた自分の中にも、誰かの役に立つ“何か”があるかもしれない。その“何か”を見つけていくことが、次の挑戦になりそうです。
半年間続けてきたことで、新たな特化ブログの案も漠然と見えてきました。
でも、今の時間のとり方や気持ちでそれを両立できるのか、不安は大きい。
どちらが正解なのかはまだ分からない。けれど、この迷いも含めて今の私のリアルなんだと思う。
迷うなら、やっぱりやってみるしかない。
続けられるのか、両立できるのかは挑戦してみないと分からない。立ち止まって悩んでいるより、一歩踏み出してみたほうが、きっと今の自分には必要なんだと思います。
続けられている理由
文章力に自信なんてないけれど、私はブログを書くことが好きです。書いている時間は、自分と向き合えている気がするし、なにより楽しい時間です。
もちろん、ネタが思いつかない日もあります。
でも、そんな時はAI(ChatGPT)に心のうちを吐き出してみると、不思議と書きたいことが見えてくる。
「自分ってこんなことを思っていたんだ」と発見する瞬間もあり、それが次の記事への小さなモチベーションにつながっています。
どんな人が、どんなことを知りたくて、どんな言葉を並べれば目に留めてくれるのか――。
今までの生活では考えたこともなかったことを、ブログを通して考えるようになりました。
誰かの役に立つことを探すのは楽しい。
そしてその先に、自分や家族の生活が豊かになるかもしれない可能性がある。それも、ブログを続ける大きなやりがいのひとつです。
実際に、それを叶えている先輩ブロガーもたくさんいます。だからこそ、「不可能じゃない」「私も諦めたくない」と思える。
このブログは私にとって、ただの収益化ツールではありません。
自分を整理し、前に進ませてくれる時間そのもの。
だから、まだ結果が出ていなくても、ここまで続けてこられたのだと思います。
まとめ
”上手くいかない、成果が出ない。”
それでも、半年間ここまで続けられたという事実は、きっと無駄じゃない。
「有用性の低いコンテンツ」と言われても、私にとっては一つひとつが大切な記録で、挑戦の証。
結果が出なくて苦しい、これで本当に稼げるようになるのだろうかという不安。それはきっと私だけじゃない。
同じように、認められなくて悔しい思いをしている人が、きっとたくさんいる。
だからこそ伝えたい。
私たちは「不向き」なんかじゃない。
まだ方向性とやり方を探している途中なだけ。
葛藤しながらも前を向いて、これからも一歩一歩進んでいこうと思います。