冷蔵庫の買い替えのタイミングはいつ?
6人家族に必要な容量は520L以上。
おすすめメーカーは「三菱」。
18年使った我が家の冷蔵庫を買い替えるにあたり、6人家族のリアル主婦目線で「冷蔵庫選びの気になるあれこれ」をまとめました。
お気に入りのカーボン調デザインで劣化や汚れも目立たず、見た目はまだまだ現役。
それでも製氷機の故障やドアパッキンの割れで冷気が漏れ、ついに限界を迎えました。
「次も三菱かな!」と思いつつも、やっぱり気になるのは他社のモデル。
そこで日立・パナソニック・東芝など、同じ600Lクラスの冷蔵庫も徹底比較してみました。
買い替えを決めた理由
半年ほど前に氷ができない!問題発生。
その時に一度買い替えを検討したものの、製氷機以外に問題はなく、愛着もあるしできれば買い換えたくないなーと躊躇していたら、数ヶ月後…「氷ができてるー!」という謎の復活。(めちゃくちゃ喜んだ。笑)
しかしまた数ヶ月後、今度はドアパッキンの劣化と割れで冷気漏れ。
修理と買い替えどっちが良いのかを調べた結果、
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修理費用が高い&部品の供給期間は9年まで → 18年選手はもう限界
(目安の修理費用は、ドアパッキン1か所で約11,000〜24,200円、自動製氷機で約21,000〜24,000円クラス。さらに出張料や診断料が別途かかることも多く、トータルではかなりの出費に。) -
電気代が最新機種なら半分以下に
(600Lクラスの最新モデルは年間消費電力がおよそ250〜300kWh。一方、2007年前後の大型冷蔵庫は約640kWh/年という例もあり、差は年間で300〜400kWh。電気単価31〜40円/kWhで換算すると、約9,000〜16,000円/年の余分な負担に。) -
鮮度保持機能が進化していて、冷えムラも改善
(古い冷蔵庫はパッキンの劣化による冷えムラで庫内温度が上昇し、食品が傷みやすくなります。最新モデルは気密性・温度管理が向上しており、鮮度保持性能が段違い。)簡易チェック方法▶︎「紙をドアに挟んでスルッと抜ける=密閉不良」のサイン。
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同じサイズで容量が増える!
(最新の冷蔵庫は断熱材の進化やコンプレッサーの小型化により、壁を薄くできるようになっています。その結果、外寸がほぼ同じでも、庫内容量は大きくアップ。)
18年前のものと比べると魅力しかない!ということで、ついに買い替えを決断しました。
我が家の現状
現在使っているのは、三菱405L(冷蔵325L・冷凍80L)、なんと2008年製です。
4度の引っ越しにも耐え、大きなトラブルもなく働き続けてくれたので、「よく頑張ったね〜」と褒めてあげたいくらい。
6人家族に必要な容量は?
参考までに冷蔵庫の容量目安は 、
「70L × 家族人数 + 常備分100L」(シャープ公式より)
この計算式であてはめると…
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4人家族 → 約380L
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5人家族 → 約450L
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6人家族 → 約520L
我が家(6人)の場合、目安は約520L。
現在使っているのは三菱405Lで、夫婦+中学生1人+小学生3人の6人家族には少し物足りません。
ただし独立冷凍庫(138L)があるので、合計543Lになり、冷凍スペースに困ることはありません。
やっぱり今の405Lは小さめだったことが数字でもわかりました。だからこそ、今回の買い替えで重視したのは 「冷蔵室の広さ」。
ビールやペットボトル、ドレッシング類など意外と場所を取るものに加え、残り物や作り置きも収納するとなると、冷蔵室はいくら広くても困りません。
育ち盛りの4人の子どもたちのことを考えても、今が買い替えのちょうどいいタイミングかなと前向きに考えています。(ポジティブ大事!)
メーカーどうする?
冷蔵庫を買い替えるにあたって、まず迷うのは「どのメーカーにするか」。
600Lクラスになると、三菱・日立・パナソニック・東芝と大手メーカーがそろっていて、正直どれも魅力的です。
各メーカの強み
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日立は「真空チルド」で鮮度保持に強い
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パナソニックはAIを使った省エネや大容量が売り
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東芝は野菜室や自動製氷など、使い勝手に工夫がある
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三菱は真ん中野菜室や氷点下ストッカーなど独自の便利機能が充実
こうして比べてみると「どれも良さそう!」と思うのが正直なところ。
だからこそ「我が家の暮らしに合うかどうか」で決めるのが一番大事だと思いました。
やっぱり三菱にした理由
我が家が最終的に「やっぱり三菱」と思ったのは、18年間使ってきた経験が大きいです。
① 耐久性と信頼感
4度の引っ越しにも耐え、大きな故障もなく稼働してくれた安心感は大きいです。毎日使う冷蔵庫だからこそ、「壊れにくい」のは大切なポイント。
② 真ん中野菜室の使いやすさ
三菱は長年「真ん中野菜室」を採用していて、腰をかがまずに取り出せるのが便利。重い野菜やストック食品もラクに出し入れでき、日常的な使い勝手が良さそう。
(「真ん中冷凍室タイプ」 もあります。でも我が家は独立冷凍庫があるので、野菜や調味料をラクに取り出せる「真ん中野菜室」がぴったりだと思いました。)
③ 氷点下ストッカー・瞬冷凍が便利
お肉や魚を凍らせずに保存できる「氷点下ストッカー」、使う分だけサッと冷凍できる「切れちゃう瞬冷凍」など、調理やお弁当作りに役立つ機能が揃っています。
④ 静音性
古い機種でも騒音が気になることはほとんどなかったので、最新機種ならさらに静か。リビングとつながるキッチンでも安心して置けます。
⑤ デザイン性
シンプルでスタイリッシュな外観は、キッチンに置いても圧迫感がなく、カラーも豊富。グレーやブラウン系を選べるのも決め手のひとつです。
型落ちを狙う
型落ちにはメリットしかない?!
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1〜2年型落ちでも性能はほぼ同じ
→ 最新モデルとの違いは細かな機能やカラー展開程度。基本性能は大差ありません。 -
数万円〜10万円お得に買える
→ 浮いたお金で食費や光熱費に回したり、別の家電に投資できます。 -
保証は新品同様
→ 家電量販店やネット通販でも「新品扱い」で保証が付くので安心。 -
レビューや実績が豊富
→ 型落ちモデルはすでに多くの家庭で使われているため、口コミやレビューが参考にできる。 -
在庫限りの特価に出会えるチャンス
→ 展示品処分やカラー限定でさらに安くなることも。
👉型落ちのデメリットは「最新機能がない・人気色は早くなくなる・在庫に限りがある」くらい。冷蔵庫はそもそも寿命が長いので、型落ちでも十分に満足できるケースが多いです。
三菱の型落ちの買い時
一般的には「冷蔵庫は8〜9月が安い」と言われますが、実際に私が狙っていた 三菱MR-MZ60K を価格推移で調べてみると、底値は 2025年5月(約20万円) でした。
価格推移から見る買い時のリアル
*データ参考:価格.com
つまり、必ずしも「夏が最安」というわけではないんですね。
在庫やカラーによっても価格差が出るので、購入時期についてはある程度の割り切りも必要だと感じました。
\今回検討した三菱モデルはこちらでチェック/


各メーカーの買い時
三菱以外も調べてみると、メーカーごとに発売サイクルが違い、それに合わせて底値のタイミングもズレていました。
そこで、過去2年のデータを元に「買い時早見表」を作成しました。
メーカー | 主力シリーズ例 | 発売時期の傾向 | 値下がり始め | 底値が出やすい時期 | 特徴・実例 |
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三菱 | MZシリーズ(真ん中野菜室)/WZシリーズ(真ん中冷凍室) | 1月発売が多い | 春(4〜5月) | 5〜6月 | 発売から半年以内に底値。2024年モデルMR-MZ60Kも5月に最安20万円前後を記録。 |
パナソニック | NR-F65WX/NR-F60WXなど | 2月発売が多い | 秋(9〜10月) | 年末〜年度末(12〜3月) | 発売半年後から値下がり。年度末セール期に大きく下がる。NR-F65WX1も2025年2月発売→年末に下落傾向。 |
日立 | R-HXCC62V/R-HW62V/R-HXC62Vなど | 2月発売が多い(一部は11月) | 秋(10月頃〜) | 翌年2〜3月(年度末) | 値下がりは遅め。発売から1年後の決算期に底値を迎える傾向。実例:R-HXC62V(2024年2月発売→2025年2〜3月25万円台)。 |
東芝 | VEGETA GR-W600/GR-Y640など | 春(4月) or 秋(10月) | 発売直後から下落 | 半年後(年末 or 年度末) | 値下がりが早く、半年以内に2〜3割下落。GR-W600FK(2024年10月発売→2025年1〜3月に18〜20万円台)。 |
👉 各社で「発売月が違う=底値の時期もズレる」ので、買いたいタイミングと照らし合わせるのがポイント。
\今回比較した各メーカーはこちらでチェック/
Panasonic



我が家が重視したポイントまとめ
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信頼できるメーカー(三菱)
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型落ちでお得に
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在庫カラーを確保する
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冷凍庫は独立しているから「冷蔵室の広さ」最優先長く安心して使いたいので信頼できるメーカーを重視。
1〜2年型落ちなら性能差は小さいのに価格は大幅に安くなるので狙い目。
ただし、希望カラーは在庫がなくなることもあるので早めにチェック。
そして我が家は独立冷凍庫があるので、冷蔵室の広さを最優先しました。
主婦目線で感じたリアルなところ
- 「冷蔵庫の買い時」はメーカーやモデルで違う → 最安値を狙いすぎると欲しい色が消える「これいい!」と思っても、希望のカラー在庫がないことも。
値下がりを待ち続けると、そのまま販売終了〜なんてこともあり得るので、ある程度のところで諦めも肝心! - ポイント還元やセールも要チェックだけど、家電は還元除外になることもある
逆に価格.comの最安値よりも、自分がよく使うショッピングサイトを経由した方が、ポイント還元を含めると実質的に安くなることもあります。購入前には各サイトで確認してみましょう。 - 「お得情報」ばかり追うより、自分の家庭に合ったサイズ・機能・カラーを選ぶのが正解
お得情報を追うことに時間をかけ過ぎるのもNG!大切なのは「お得なもの」ではなく、「必要なもの」を選ぶことです。
6人家族には「冷蔵室の広さ」が最重要
我が家には独立した冷凍庫(138L)があるので、冷凍スペースに不便はありません。
だからこそ、買い替えで一番重視したのは「冷蔵室の広さ」でした。
500L台と600L台では「たった50Lの差」と思いがちですが、実際は 2Lペットボトル約25本分。
6人家族で食材の出し入れが多いからこそ、この差が効いてきます。
冷蔵室にはビールやペットボトル、調味料やドレッシング、さらに残り物や作り置きも入ります。
だから、我が家にとっては「冷蔵室の容量」が快適さを決める最重要ポイントになりました。
👉 逆に、独立冷凍庫がない家庭なら「冷凍室の容量」を優先した方が使いやすいかもしれません。
家庭ごとの生活スタイルで「どこを優先するか」が変わるんだと思います。
おわりに
今回の記事では「6人家族の冷蔵庫選び」について、私が調べたこと・考えたことをまとめました。
冷蔵庫は「壊れてから慌てて買う家電」ではなく、「生活を快適にする投資」だと実感しました。でも本当の意味での評価は、実際に新しい冷蔵庫を使い始めてから。
設置後の使用感や便利機能のリアルレビューは、別記事でまとめる予定です。
買い替えを検討している方は、ぜひあわせて参考にしてみてくださいね🌱