小さな頃の夢はケーキ屋さんでした。
(ケーキをたくさん食べられると思っていたから…笑)
その夢を追ってパティシエの専門学校に進学したものの、
ケーキ屋さんで働く自分の姿がどうしても想像できなくて…。
将来を思い描いたときに浮かんだのは、
家族や子どもたち、大切な人のためにおやつを焼く自分の姿でした。
「専業主婦」になること。
それが私の本当の夢になっていきました。
【1】私の夢は「専業主婦」
子どもの頃、家族の誕生日には母がケーキを焼いてくれていました。
学校から帰ると、プリンやゼリーを作ってくれていたこともあって、
それがとても嬉しかったのを覚えています。
「私も、いつか自分の子どもにケーキを焼きたい」
自然と、家族のために過ごす毎日が“夢”になっていきました。
20歳で出会った夫にも、「専業主婦になりたい!」
ってまっすぐ言っていたのを今でも覚えています。
今思うと、ちょっと重かったかもしれないけど…笑
【2】夢は叶った。けれど心の中に湧いた“違和感”
結婚して子どもが生まれて、
家族の誕生日にはケーキを焼いて、
子どもたちと一緒におやつを作って。
専業主婦になりたいという夢を叶え、
毎日大変ではあるけど、幸せで平穏な日々を送っていました。
だけど…
長男が小学生に上がった頃から、ふとした瞬間に
「このままでいいのかな?」というモヤモヤを感じ始めました。
【3】専業主婦として感じた「負い目」
毎日、夫は家族のために一生懸命働いてくれている。
私はというと、そのお金を使って家のことや子育てをしてる。
スーパーでのおやつ、子供との外食、
動けば動くほど減っていくお金。
コンビニで150円のコーヒーを買うのにも、
「なんだかな・・」
と罪悪感を感じてしまう自分がいて…。
“私、何も生み出してないかも”
そんな気持ちが胸の奥に残るようになっていきました。
子供たちも成長とともに、少しずつ外の世界が広がっていくので、何も無い自分への不安や寂しさもあったのかなと思います。
【4】10年以上ぶりに外の世界へ
長男が小学3年生になった頃、思い切ってパートに出ることを決意。
面接の緊張感、採用されたときの喜び、
新しい人との出会いや、
研修での日々は学生時代に戻ったような、
今振り返ってもキラキラしていて楽しかったです。
「私も、お金を稼げるんだ」っていう自信と、
自分と直接つながる人間関係が嬉しくて。
子どもを通してじゃない“私個人”としての世界が広がった瞬間でした。
そして何より、
お給料をもらえるようになってから、コンビニのコーヒーがより美味しく感じます。笑
もちろん、働く大変さも改めて実感したけど、
それ以上に自信につながる出来事でした。
【5】ブログとの出会い
子どもたちが成長するにつれて、
生活費も増えていくし、将来のことも考えるように。
でも、パートは好きだし辞めたくない。
そんな中で、YouTubeで副業の動画を見たんです。
実は、せどりをしたことはあったけど、ブログは苦手意識が強くて…。
なのに、その時はなぜか「これだ!」って思ったんです。不思議だけど直感で。
ありがたいことに、今の時代はブログの立ち上げも
0から丁寧に手取り足取り教えてくれるので
”自分にもできるかも”と思えました。
そこからすぐにサイトを立ち上げて、ブログ生活がスタートしました。
【6】少しずつ、自分のペースで
今はまだ収益化なんて全然できていないけど、
少しずつ自分の中で変化が生まれているのを感じます。
「私って何が得意なんだろう?」
「私にできることって?」
そんなことを考えるようになって、
自分を見つめ直すきっかけにもなりました。
知らなかった世界に飛び込んだみたいで、
毎日がちょっとワクワクしています。
記事を書くのはまだ時間がかかるし、難しいけど、
焦らず、自分のペースで続けていこうと思っています。
最後に
専業主婦も、パート主婦も、みんなそれぞれに頑張ってる。
でも、もし心のどこかで「私も何か始めたい」と思っているなら…
是非その気持ちに、素直になってみてほしいです!
一歩踏み出すだけで、
少しずつだけど、何かが確実に変わります。
ゆっくりでも、遅くてもいい。
私も今、自分のペースで歩き始めています🌱